【猫カレンダーと思い出深い本】 [【07年2月うちの猫】]
昨日、実家の猫の紹介でちびちゃんを紹介しました。もうしばらく、ちびちゃんにまつわる思い出を書いて行きたいと思います。
でも、その前に猫カレンダーの新バージョン2007年6月分です。モデルは実家の"にゃーこ"君。
にゃーこ君は外猫だったのですが、隣の家の屋根の修理に屋根屋さんが来たら、知らない人にびっくりして家に飛び込んできてしまい、それ以来実家の猫になりました。優しい猫で、後から来た猫たちに親切にしてくれるニャンコです。
ちびちゃんの思い出は次の記事で書こうと思います。今日、ふと本棚の中を探していて見つけた本がフィリップゴンザレス氏の「猫たちを救う犬」。この本は今は絶版のようですが、続編の「今日もまた猫たちを救う犬」はAmazonの古本コーナにありました。
※補足 絶版といってしまいましたが、Amazonではまだ入手できるみたいでした。 こちら→「猫たちを救う犬」「今日もまた猫たちを救う犬」※
※補足2 ジニーのファンクラブがありました ここ
※補足3 ファンクラブのWebの中にnekoさんがおっしゃっていたジニーがテレビで紹介されたときの映像と思われる映像がありました ここ
この話は著者のゴンザレス氏が不思議な能力を持つ犬"ジニー"と出会う事でジニーと共に沢山の猫たち、それも、窮状に追い込まれ、助けを求めている猫たちを助ける活動に踏み込んでゆく事になった体験を綴った実話です。
ゴンザレス氏はベトナムからの復員兵で、仕事中の事故で右腕に重傷を負い、仕事も仕事に関わる友人も全てを失ってしまい、悲嘆の日々を過ごしていた時に友人の勧めで動物愛護ホームに行き、そこでジニーに出会います。はじめは立派で大きな犬を欲しいと思っていたゴンザレス氏は職員に勧められ、気乗りがしないながらもジニーと一緒に施設の中庭を散歩します。そして、その散歩の時に彼の顔をじっと見上げるジニーの顔立ちに魅せられてジニーと暮らす事になるのです。
自分がジニーの虜になってしまった瞬間を彼は本の中でこう述べています。
「犬は何かの臭いを嗅いでいるわけではなかった。ただ、歩道の上に座り込んで、私を見上げていた。視線があった瞬間、まるで何かが接続されたように、びくんという衝撃を感じた。お互いの間に電線でもつながっているかのように、閃光がはしったのだ。わたしは犬から目を離すことができなかった。誓っていうが、彼女はわたしにほほえみかけていた。…」
ジニーの特殊な能力とは障害や困難に追い込まれた猫を発見する能力だったのです。ゴンザレス氏がジニーに友達をと思って動物愛護ホームを再訪した時に、ジニーが選んだのは耳の聞こえない白猫マダムでした。そしてその後、ジニーはその特殊な能力でゴンザレス氏と共に路地裏や廃棄されたビルで困難に直面する猫達を探し出しては助けるのです。
この本は実話だと但し書きが着いていなければ信じられないような内容です。しかし、本の中に挿入されているジニーと彼女が救った猫達がゴンザレス氏のアパートで幸せそうに過ごしている写真を見ると真実なのだろうなと思わざるを得ません。
今、この本が入手できないのは残念な事ですが、もし、図書館等にありましたら、お勧めです。
※補足 絶版といってしまいましたが、Amazonではまだ入手できるみたいでした。 こちら→「猫たちを救う犬」「今日もまた猫たちを救う犬」※
※補足2 ジニーのファンクラブがありました ここ
※補足3 ファンクラブのWebの中にnekoさんがおっしゃっていたジニーがテレビで紹介されたときの映像と思われる映像がありました ここ
読んでみたいですね。
どこかにないかな?
人間の力では理解できないことも、この世には存在するんですよね。
by とらきち (2007-02-18 21:36)
確かテレビで放送されたのを記憶しています。
不思議な能力を持つ犬や猫などがいます。理解できないものがありますね。
猫を見ているだけで癒されるのも不思議な力なのでしょうね。
by (2007-02-18 21:48)
図書館チェックしてみます^^
by (2007-02-18 22:21)
火曜日に図書館をみてみます。
by べっこら (2007-02-18 22:25)
ニャーこ君が家猫になった経緯が、
以外にもひょんな出来事なのにビックリですよね~^^
「猫たちを救う犬」も興味深いです。
面白い本ほど絶版になっているので残念ですよね(><)
by symphony (2007-02-18 22:37)
> とらきちさん
コメントありがとうございます。
もし、機会があればぜひお読みください。ジニーだけでなく著者のゴンザレス氏がとても優しい心の持ち主である事がわかります。
> nekoさん
コメントありがとうございます。
テレビでも紹介されたのですね。それは知りませんでした。動物達と一緒にいる生活というのは本当に癒されますね。
> テツさん
> べっこらさん
コメントありがとうございます。
もし、図書館にあるようでしたら、ぜひ、一度お読みください。お勧めです。
この本を読むと優しさというものを強く感じます。ゴンザレス氏はジニーと出会う前にも子供が親に捨てろと言われて海に放り込まれそうになった子犬を引き取ったり、仕事でビルの配管工事をするときにビルに住み着いた鼠の巣穴を塞いだ資材をどけてやったりと外見に似ず(失礼)、とても優しい方です。
> symphonyさん
コメントありがとうございます。
にゃーこちゃんは私が実家を離れてしまってから実家の子になったのですが、そういえばどういう経緯で家に来たんだっけ??と思い妹に聞いたらカクカクしかじかだったわけです。にゃーこちゃんはいまや妹の一番の気に入りニャンコです。
by mito_and_tanu (2007-02-19 00:42)
こんにちは
私はこの本をブックオフの100円コーナーで見つけました。
最初は信じられない思いで、読み進むうちにジニーの素晴らしい能力と、ジニーに乞われるまま猫達を助けるゴンザレス氏の人間性に感動しました。絶版なのは残念でなりません。
by 溺愛猫的女人 (2007-02-19 20:26)
> 溺愛猫的女人さん
コメントありがとうございます。
私も感動させられた本です。しばらく、どこにしまったかわからなかったのですが、先日発見して、思わず読み直しました。
by mito_and_tanu (2007-02-21 12:23)
にゃーこ君は屋根屋さんが来たお陰で、ご実家の猫ちゃんに
なれたなんて!素敵なお話ですね。
「猫たちを救う犬」ぜひ読んでみたいです。
by COCO (2007-02-24 17:52)
>COCOさん
コメントありがとうございます。
にゃーこ君はそれほど懐いていたわけでもなかったので、こんなアクシデントがなかったら、実家の猫になれなかったかもしれません。「猫たちを救う犬」は古本屋さんならまだあるかもしれません。今日、平塚のBOOKOFFを見たら1冊ありました。
by mito_and_tanu (2007-02-25 20:17)