【実家の猫たち】 [【07年2月うちの猫】]
ちびちゃんの思い出をブログに書いて、その他の猫たちとの出会いや思い出を順々に書こうと思ったが、よく考えてみると、今まで一緒に過ごした猫、今も実家にいる猫達のうち、写真が今、手元に残っている子達だけでも22匹もいる事に気がついた。
順々に書いていったら、いる終わるともしれないので、まずは最初に実家の猫達をいちどにご紹介。
この子は既にご紹介済のちび。20年前に家に来た。
この2人はモペット(左)とミトン(右)の姉妹。姉妹は小さな子供の頃、一緒にゴミ捨て場に捨てられていた。2人は姉妹だけれど性格は全く違う。いつでも自分中心のモペットと、いつも誰かの世話を焼きたがるミトン。
白い子猫は東京のJRの駅に捨てられていた。通り過ぎる人たちに一生懸命声をかけ、助けを求めては蹴り飛ばされていた。妹が拾った白い子猫はミーという名前になった。今は実家の猫達の最年長。
この子は大学のキャンパスで怪我をして泣いていた。父が鞄に入れてつれてきた子猫はもも(初代)という名前になった。ちびちゃんはももをわが子のようにかわいがっていた。
ある夜、実家の裏で子猫が一晩中鳴いていた。翌日裏の通りの塀の下から顔を出して鳴いていたのがトム。触らせないけど、人懐こかったので、道行く人たちに可愛がられていた。今は、とても優しい性格でみんなに好かれるお兄ちゃん。
実家の裏にいた2匹の兄弟。ミミ(初代,手前)とモモ(2代目後ろ)。野良猫の子供だったみたいだけれど、ミミはとても人懐こかった。それに比べるとモモはとてもビビリン坊、今はすごい甘えん坊になったが、昔は絶対触れないんじゃないかと思うほど懐かなかった。ミミはその頃実家の近辺に撒かれた毒餌で命を落としてしまった。このとき以来、猫達を外に出さないことにした。
この子は妹のお気に入りだった"ぼぅ"。いかにも弟という雰囲気の小さな可愛い猫だった。ぼぅは坊やの意味。いかにも坊やな感じだったから。ほんの少しの隙に外に出てしまい、結局は白血病にかかり、旅立ってしまった。
実家の前の車道をうろうろしていて、通行人を追い掛け回して拾ってもらおうとしていたミミ。声をかけると私に一生懸命よじ登ってきた。そんな子をもう一度道路におろす事ができなくて、家に連れて行った。はじめはしおらしかったのだけど、いつの間にか、きかん坊のいじめっ子になってしまった。
もこは実家の裏で大声で泣いていた。背骨が浮き出して、お尻が骨ばる程に痩せていて、頭ばかり大きい猫だった。必死だったのだろう、そんなに痩せているのに2時近くも外で泣いていた。母がドアを開けてあげると転がるようにあがりこんできた。今はコロコロに太って幸せ。
ギョム、くろ、グレの3兄弟。外猫の子供達だったが、そのままだときっと幸せになれないだろうと保護した。本当は、灰色の幕の4匹目の兄弟がいたが、この子だけは捕まえられなかった。ギョムはひょうきん者、くろは性格がよくて他の猫達の人気者、グレは臆病者のびびりん坊。三者三様の性格の差が面白い。
ギョム
くろ
グレ
ぼぅが逃げてしまって外にいたとき、ぼぅが帰ってこれるようにドアをあけておいたら、外猫の子の兄妹が自分で家に入って来た。兄が妹をつれて毎日遊びに来ては、開いているドアから家の中にあがりこんであそんでいた。兄妹はこうして実家の猫になった。兄はコイちゃん、妹はココア。コイちゃんは妹が大切で、いつもココアを守っている。
コイ
ココア
にゃーこちゃんは外にいた縞娘という雌猫の子供。屋根屋さんが工事に来たのにびっくりして偶然あけた窓から家に飛び込んできてしまった。気立てがよくて弟たちの面倒をよく見てくれるお兄ちゃん。
ちゃーこちゃんはにゃーこの従兄弟らしい。人懐こくて、外にいたときはよくなついていた。にゃーこより少し後に、実家の猫になった。
ハニャクロちゃんはにゃーこの妹。捕まえて、実家の子にしたのだけれど、なかなか懐かなくて、今でも顔を見るとシャー!と言う。その上、外が好きで、すぐに脱走しようとする。過去2回も逃げて、もう帰ってこないのかと思った頃、数ヶ月ぶりに帰ってきた。一応は実家を自分の家と思ってくれているのかな。
チャム君はにゃーこの弟。子猫の頃、実家の前で病気で動けなくなって倒れていたのを保護された。一時は危なかったけれど、24時間診療してくれる病院のおかげで助かった。妹には懐いているんだけど、びびりん坊で私にはなかなか近寄ってくれない。
幕ちゃんも外猫の子。保護した当時は里子に出そうと思ったのだけれど、顔を見るとシャー!、ケージの戸を開けるとシャー!で全く懐かないので、里子にいけず、結局実家の子になった。人には懐かないけれど、猫には親切。その後、妹が保護して、里子に出した子猫達のいいお兄ちゃんで、いつも遊んでくれてる。
小縞は自宅の近くの神社に捨てられていた。1月ばかり外で暮らしていたらしい。自宅で飼いたかったのだけれど、自宅では飼えない事情があったので、今は実家で暮らしている。今のところ最年少。最近すっかり、外暮らしの苦労を忘れてわがまま放題に育っている。
写真だけで22匹・・・天使になった猫もいるけど、猫たちは幸せ。
愛くるしく、勝手に家に入ってきた猫も(^O^)
私が昔飼っていた猫も、仔猫時代に勝手に家に上がりこんで生活をしてました。
どれも幸せで、いい顔してます。
by (2007-02-25 22:37)
22匹の猫との思い出って良いですね(^^)
私も猫大好きです。
by (2007-02-25 22:49)
こんばんは
どの子もmito_and_tan..さまに出会えて良かった…。
以前、ご紹介されていた本の最後に、この世界を虹の橋にしてどの猫もみんな幸せに暮らせる社会を作りたいとありましたが、私達一人一人が外に住む子達にほんの少しの愛情を向けるだけで違ってくると思います。
by 溺愛猫的女人 (2007-02-25 23:02)
22匹、その数たるや壮観ですね!
そして、どの子にも思い出いっぱいですね^^
(≡ΦェΦ≡)のいない人生ニャんて、、でしょうか~♪
楽しい毎日は君たちのおかげです。ニャンコ万歳!ありがとう(^3^)
by symphony (2007-02-26 12:42)
みんなお外にいた子たちなんですね。
こんなにかわいいのに、一生懸命に生きているのに、捨てる人もいるんだなぁと思うと悲しくなります。
みんなmito_and_tanuさんの家族になることができてよかったです♪
by とらきち (2007-02-26 16:06)
これだけのニャン子と暮らせたら幸せだろ~な
by べっこら (2007-02-26 21:51)
おはようございます。
こんなにたくさんねこさんがいるのに1匹1匹を大切にされている
mito_and_tanuさんは本当にステキです。
by (2007-02-27 10:04)
必死でmito_and_tanさんちの外で鳴き続けたニャン
幸せにしてもらってよかったですね。
by (2007-03-01 13:47)
どの猫ちゃんもみ~んな可愛いですね。
優しいmito_and_tanuさんのご実家の子になれて
ほんとうに良かったです。
読んでいてなんだか涙が出ちゃいました。
by COCO (2007-03-01 20:34)
>nekoさん
コメントありがとうございます。
コイちゃんは妹を引き連れて、毎日上がり込んでは遊んでいるので、母が「家に来る?」と聞いて戸を開けたらそのまま二人でトコトコ入ってきてそれ以来実家の子になりました。nekoさんの飼い猫も外から上がり込んできたのですね。
>mojaさん
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。外猫さんたちの様子をきれいに撮られてますね。
>溺愛猫的女人さん
コメントありがとうございます。
本当に、ほんの少しの愛情が、外で暮らす愛情に接する機会のない猫達には大きな幸福ですよね。
>symphonyさん
コメントありがとうございます。
猫達は本当に生活を癒してくれますよね。ここしばらく、実家の猫達に会っていないので、類君と一緒のsymphonyさんがうらやましいです。
>とらきちさん
コメントありがとうございます。
実家の猫達の半分くらいは捨て猫で残り半分は初めから外で生まれて家を知らなかった子達です。家を取り上げられた子も知らなかった子も今は幸せであってほしいです。
>べっこらさん
コメントありがとうございます。
実家は本当にねこだらけ。人も歩けば猫に当たる。で、足下を気をつけないと大変です。
>charさん
コメントありがとうございます。
実家で暮らしていたときは猫達に挨拶して回るのが大変です。
「あれ、ちびちゃん。いい子だね」とか「ミトちゃん可愛いね~」とか、順繰りに猫に挨拶してます。
>ANCOさん
コメントありがとうございます。
もこは苦労したので人間の側を離れません。きっと離れたら、今の幸せが消えてしまうんじゃないかと心配なのかもしれません。
>COCOさん
コメントありがとうございます。
実家の猫達が「家猫になれて幸せだな~」と思ってくれたらうれしいです。
by mito_and_tanu (2007-03-01 22:07)